ネジ製作の流れ
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東大阪の技術とネットワーク
「兼一」の位置する東大阪市は全国屈指の“ものづくりの町”です。数多くの工場が立ち並び、全国有数の工業集積地を形成しています。
高い技術を誇る企業が数多く存在し、世界的に有名な製品の内部部品を製作したり、画期的な新製品を世に送り出しています。特に“ものづくり”に対するこだわりやアイデアにおいては、他の追随を許さないほどです。
「兼一」は東大阪の高い技術と東大阪のネットワークを駆使し、常に新しく質の高い製品を生み出しています。我々の生み出した製品は、東大阪から日本全国へ広がっていくのです。
ネジの製造過程
1.材料
ネジに加工する前の材料です。
巻いたロープやコイルのような状態です。
2.ヘッダー圧造
切断した材料を金型で押し付け、ネジの頭に当たる部分と軸部を圧造成形します。
ヘッダー圧造は、一定以上の力を連続して加えて金属を変形させると、元に戻らなくなる性質を利用した加工法です。素材を常温状態でそのまま加工できるため、加工スピードが速く精度の高い製品を量産できる点が特長です。
ダブルヘッダー加工の動画ダウンロードはこちらから
多段ヘッダー加工の動画ダウンロードはこちらから
3.ローリング加工
ローリング加工は平板状の金型で材料を挟み、擦り合わせてネジ山を作る工程です。
平板状のダイスと呼ばれる金型の表面には、ネジ山となる斜めの切れ込みが入っています。
ローリング加工の動画ダウンロードはこちらから
4.メッキ処理
加工の終わったネジはメッキを施します。
そのままではサビやすいため、耐久性と外観の美しさを加えます。
着色やゆるみ止めの特殊加工を施すことも可能です。
5.製品完成
完成した製品を梱包します。
当社では規格の定まった商品を常時在庫し、迅速な出荷ができる体制を整えています。